「面接が死ぬほど苦手」それでも転職に成功できる5つのポイント

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転職したいとは思っているものの、「面接」が苦手すぎて、どうしても動き出す勇気が出ないんです。

こんな自分でも内定をとる秘訣はあるのでしょうか?

 

安心してください。面接で緊張するのはあなただけではありません。

実は、転職に成功している人も、ほとんどの人が面接では緊張を経験しています

 

では、彼らはどうやって面接を乗り越えているのでしょうか?

こちらの記事では、面接が苦手でも心配いらない5つの理由と、面接対策についてまとめています。

 

こちらの記事はこんな方にお勧めです。

  • 面接で、うまく話ができず失敗した経験がある。
  • いつもはもっと話せるのに、面接になると緊張して自分らしくいられない。
  • 面接が苦手なために、転職活動に消極的になってしまっている。

 

せっかく前向きに「転職したい」という気持ちを持っているのに、面接を受けるのが嫌だからとあきらめてしまってはもったいないですね。

この記事が、そんなあなたの後押しになれば幸いです。

 

 

①緊張するのは悪いことではない

面接でこんなに緊張するなんて、きっと自分だけだわ

もしかしたら、あなたはこのように思っているかもしれませんが、面接のようにいつもと違う環境、初めて会う面接官、自分の将来が決まるかもしれない場で緊張しない人の方が珍しいのではないでしょうか。

 

しかし、この緊張はあなたのモチベーションが上がっている証拠でもあります。

 

大事なのは「緊張しているな」と自分の状態を客観的に受け入れること、そして緊張は決して悪いことではないことを覚えておいてください。

 

そして、面接における目的(=内定をもらう)をより強く意識したとき、緊張している状態というのは「実はどうでもいい」ことだと認識しておいた方が気が楽になると思います。

 

「緊張を和らげないと!」「緊張が収まらない!」と緊張している状態にばかり意識が向かってしまうと、さらに緊張が高まり悪循環になりかねません。

 

「大丈夫、みんな緊張するものなんだ。緊張しているからって失敗するわけじゃないんだ」と落ち着いて自分に言い聞かせてみてくださいね。

 

 

②他の候補者も同じく緊張する

あなたと同様、あなたと同じポジションに応募した他の候補者も同じように緊張しています。

他の人と状況は一緒だと思えば、少し気が楽になりませんか?

 

例えば、あなたが志望しているのは営業職や日々プレッシャーがかかるような業務でしょうか?

そのような業務を目指す方は、もともと緊張に耐性があるか緊張をエネルギーに変えやすい方かなと思います。

 

しかし、そうでない職種の場合は日常業務で緊張に耐性がないといけないわけではないので、他の候補者もあなたと同じくらいの緊張を味わうものだと思っていて構わないです。

 

同じポジションに応募した候補者同士、だいたいみんな同じくらいの緊張度合いである可能性が高いです。であれば、そこで差は生まれないのであなたの緊張はプラスでもマイナスでもありません。つまり、気にしなくてよいのです。

 

③面接官は緊張をわかっている

安心してください。面接官は「候補者は緊張しているものだ」という前提でいます。

ですので、面接官に気づかれないようにと気にする必要はありません。

または「緊張しているんです」とアピールする必要もありません。すでに分かっているので。

 

それだけでも少し気が楽になるのではないでしょうか?

 

面接官としてはいつもの会議室、何度目かの面接、自分が質問する立場ということでホームの状態ですが、あなたにとっては完全アウェーですよね。実は「慣れない場所でパフォーマンスを発揮するのはさぞ大変だろうな」という気持ちでいる面接官がほとんどです。

 

面接官がそのようなことをわざわざ言うことは珍しいケースとは思いますが、心の中ではそのような気持ちを持って対面していると思って、安心して面接に臨んでほしいと思います。

 

④実は面接官も緊張している

面接官は、その会社を代表してあなたと会っています。

この面接での対応によっては、あなたが内定をとっても辞退される可能性があるということを念頭に面接に臨んでいるのが面接官です。

 

ですので、実は面接官も緊張しているのです。

 

面接官側も、面接の場において会社の魅力を候補者であるあなたに知ってもらわなければならないし、例えば面接の場が良いものにならなければ会社の口コミや評判にも悪影響があるかもしれません。

 

ですから、あなただけではなく面接官も緊張しているんだなと頭に入れておいてください。

面接で雰囲気がピリッとする気がするのは、あなただけでなく面接官の緊張がもれ出ているのが原因かもしれません。

 

良い面接の雰囲気を作るのは、面接官・候補者双方の気づかいが必要です。

ぜひ「面接官と一緒に良い面接時間を過ごす」ことを目標に、臨んでみてください。

 

⑤会社があなたに合わないだけ

人間関係と同じように、会社にもそれぞれ風土や性格があります。

 

もしあなたがどう頑張っても「面接が盛り上がらないな」「雰囲気にのまれて居心地がよくないな」と思う場合は、そもそもあなたが過ごしやすい会社ではないのかもしれません。

 

面接官はその会社で過ごしている人なので、自然とその文化や雰囲気をまとっています。

話していてなかなか打ち解けた雰囲気にならない場合は、あなたの個性と合致していない可能性が高いです。

 

何より、自分を責めないことが重要です。

 

あくまで目的はその会社に内定をもらうことではなく、あなたに合った会社に転職し楽しく仕事ができることです。

 

もし面接した会社とご縁がなくても、時間を無駄にした、自分がダメだったと思わず「なるほど、この会社は自分に合わないことがわかったな」と一歩前進したことを認識して次にチャレンジしましょう。

 

入社してしまってから後悔するより、面接の段階で分かった方が断然幸せです。

 

 

 

緊張を味方につけるための面接対策

① 決まった内容を頭にいれておく

緊張するのは、準備が不十分だと認識しているからかもしれません。

できる限り、自分が納得できるまで事前準備しておきましょう。「できる限りのことをやった」という自信を持って臨むことで、緊張をモチベーションに変えられるでしょう。

 

忙しくてあまり準備時間がとれなくて・・・

 

現職で仕事をしながら転職活動をする場合、準備時間があまり取れない方も多いでしょう。

時間がなくても、最低限のラインを押さえることで効率的に準備を行うことができます。

 

以下は面接において最低限聞かれるであろう10項目です。

私が面接官をするときや転職活動をした際も、良く出てくる質問事項をまとめました。

 

  1. 自己紹介をしてください
  2. 経歴(職歴)詳細について
  3. 最も成功した経験について
  4. 失敗した経験について
  5. 長所・短所について
  6. 転職理由を教えてください
  7. 志望動機を教えてください
  8. 当社に貢献できることは?
  9. 希望年収はありますか?
  10. 何か質問はありますか?

 

上記の内容は、面接前の練習として何度か声に出して話しておくことをお勧めします。

履歴書や職務経歴書に記載する内容に関しては、大丈夫かと思いますが、

とっさに聞かれて説明しづらい項目もあるかと思います。

 

転職エージェントでは面接練習をやってくれるところもあると思いますので、ぜひそのようなサービスを利用してみてください。

 

また、どうしても人を前に練習ができない場合は、自分が話しているところを録画か録音して、チェックするだけでも準備になります。

最低限、これらの項目は話せるように準備しておけば安心材料となります。

 

 

② 面接官を同僚(先輩)と思って会話する

正直なところ、あなたの経歴やスキルなどは書類選考の時点ですでにチェックされています。

ですので、面接では会社・社員との相性を確認する目的が大きいです。

 

緊張するのはしょうがないですが、思い切って自分にある暗示をかけてほしいと思います。

それは、「この会社の社員になったつもりで、面接官と接する」ことです。

 

一瞬、意味がわからないかもしれないのですが、面接官を同僚(先輩)だと思って、なるべく会話のキャッチボールを意識して面接を受けてほしいと思います。

 

とはいえ、いきなりカジュアルすぎると面接官が驚くと思いますので、設定としては「同じ会社だけれども他部署だったので、今回初めて関わる人」くらいの距離感です。

 

初めて会った同僚とはどんな会話をするでしょうか?

会話の中でもしお互いに共通点があれば、そこで距離が縮まったり、少し踏み込んだ話ができるのではないでしょうか。面接官とはいえ、自分に興味をもって話しかけてくれる人に悪い気はしません。

 

会話のキャッチボールができれば、互いの緊張がゆるみ面接も受けやすくなります

ぜひ、自分から少し歩み寄るような会話や問いかけをすることを心がけてみてください。

 

③ 面接官と自分は対等、と考える

面接で緊張してしまう理由の一つは「評価される」ことに対する恐怖だと思います。

であれば、面接の場では、「自分が選ばれる側」だという意識だけでなく「自分も会社を選ぶ側」だという考えで臨んでみてほしいと思います。

 

あなたの人生を共にするに足る会社なのか、過ごしやすく実力を発揮できそうな会社なのか、面接官を通して確認していきましょう。

 

もちろん面接官に張り合うような態度ではいけませんが、自分が生きていきやすい会社を最終的に選ぶ権利があるのは自分です。ぜひ、下から目線ではなく、同じ目線に合わせるつもりで対等と考えていきましょう。

 

不思議なことに、そのような考えでいると緊張が溶けやすいだけでなく余裕が生まれて、いつもの実力を出しやすくなります。また、面接官からしても余裕をもって話ができるだけで実力ある人に見えやすいです。

 

 

まとめ

この記事では、面接が苦手で転職活動に自信が持てない方に向けた情報をまとめました。

 

面接が苦手でも心配いらない理由

  1. 緊張するのは悪いことではない
  2. 他の候補者も緊張している
  3. 面接官はあなたの緊張を理解している
  4. じつは面接官も緊張している
  5. 面接で心地よくない会社はあなたに合わないだけ

 

そして、緊張を味方につける面接対策は以下です。

  1. 決まった内容を頭に入れておく
  2. 面接官を同僚(先輩)と思って会話する
  3. 面接官と自分は対等、と考える

 

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今後も、他にも転職活動やキャリアに関する記事を作成していきますので、「こんなことについて知りたい」などリクエストがあればコメント頂けると励みになります。

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