転職したいと思っているのですが、現職が忙しく自分が抜けると他の人への負担が大きくなるので申し訳ないと感じ、転職をためらっています。
必要とされている職場を去るのは、とても抵抗を感じると思います。
でも、ちょっと待ってください。
そのままで本当にあなたは満足でしょうか?
迷う気持ちを持ち続けて、もんもんと生きていきますか?
あなたに少しでも「転職したい気持ちがある・興味がある」のであれば、この記事を読んで後悔のない道を選んでもらいたいです。
この記事をお勧めしたい人は、
- 転職を考えているが、現職のことを考え踏みとどまっている
- 現職の同僚を見捨てていくようで、転職が後ろめたい
- 先に転職した同僚に対し、職場の雰囲気が冷たかった
- 現職に不満があるが、人間関係を断つのは避けたい
最終的に判断し、その結果を受け止めるのはあなた自身です。
後悔のない人生を歩むために、自分のために、立ち止まって考えてみましょう。
結果、社会のためになる
職場で必要な人物として活躍しているあなたは十分素敵です。
きっとあなたは、「人に貢献すること」「必要とされること」に働き甲斐を感じるタイプなのでしょう。
なのに、転職のことが頭に浮かぶのはなぜでしょう?
それは、今の職場に何か物足りない部分や不満があるからですよね。
人から必要とされることはとても心地が良いし、充実した気持ちになります。
しかし、それだけでは「他人軸」の人生になりかねません。きっとあなたは心のどこかでそれに気づいているので、迷っているのではないでしょうか?
他人から承認される人生も良いですが、その前に自分自身が人生を楽しむべきです。
残酷ですが、他人の評価は生涯続くものではありません。
また、人から求められ続けた結果、いつか後悔することになっても、誰も責任はとってくれません。
今の職場で頑張っているあなたのことなので、きっと向上心もあることでしょう。
いまの仕事に物足りなさを感じているということは、すでにあなたの能力に見合った職場ではない可能性があります。
実はあなたの能力は、もっとレベルの高い仕事や違う分野で発揮するべきところまで、成長を遂げているのではないでしょうか?
あなたの力を思う存分発揮できる職場があれば、結果的にさらに社会に貢献することができて自分も社会もHappy!ということも十分ありえますよ。
会社が気づくきっかけになる
もし、私が辞めたいと言い出したら、どうなるかな?
会社で必要とされているあなたが「退職します」と言ったら、上司や経営者はどう思うでしょう?
「なぜなのか?」「どこが不満だったのか?」考えるのではないでしょうか。
そして、あなたが辞めることをきっかけに、残る同僚たちへの処遇や環境が見直される機会が得られる可能性があります。
辞めづらいあなただからこそ、「退職します」と言った時の衝撃は大です。
あなたという戦力を失うことはダメージが大きいですが、それは会社が生まれ変わるきっかけにもなり得ることを念頭に入れておきましょう。
実は「転職したくない」と思っている
転職に迷っている人で多いのは、実は心の中では「転職したくない」と思っている場合です。
人間の状況というのは、言動は関係なく、心の底で思っていることを反映します。
あなたは不満を口にしているかもしれませんが、実は今の状況はあなたが望んでいる結果なのかもしれません。
転職しない理由を、周りのせいにするのは気が楽かもしれません。しかし、ずっとあなたは迷う気持ちを持ち続けることになるでしょう。
本当は心の奥でどう思っているのか、改めて問いかけてみましょう。
解決策①ためしに転職活動してみる
実際に転職するかは置いておいて、一回「転職活動」をしてみては?
迷っているより、とりあえず動いて他社の情報や自分のキャリアの棚卸をしてみたほうがスッキリしますよ
踏ん切りがつかない場合は、仕事は続けつつ「転職活動」をしてみましょう。
今の時点では、心は迷っていてもかまいません。転職情報やあなたの他の会社での可能性をインプットすることで頭と心が整理されてきます。
最も気軽でオススメなのは、転職エージェントに登録してみることです。
実際に応募しなくても、エージェントのキャリア相談や面接練習を受けてみることで、自分のキャリアや考えを整理したり、専門家であるエージェントからのアドバイスも受けられます。
迷っている時間はもったいない!
結果的に「転職しない」という判断でもいいと思います。
迷ったままの毎日から、迷いがふっきれた自分になりませんか?
ためしに転職活動をしてみることの良いところは、「内定をとってから、最終的にいまの会社を辞めるか決めればよい」ことです。
あなたは「仕事を続ける」「新しい職場でチャレンジする」の二枚のカードを獲得することができます。
その状態なら、いまの会社に新しい処遇や職場の改善提案をすることもできます。
「ここが改善されるなら残る、ダメなら新しい環境に行く」と自分の気持ちを整理しておくのも良いですね。
解決策②退職代行をつかう
そもそも、職場が退職を言いだしづらい雰囲気で困っています。
どうしても直接言わないとダメでしょうか?
もし、退職を言いだしづらい雰囲気や何かしら圧力を感じて踏みだせないのであれば、退職代行という方法があるのをご存知ですか?
業者に依頼し、あなたの代わりに会社に退職を伝えてくれるサービスです。
自分で伝えられるのが一番ですが、もし職場や上司の対応が不安だったり、ストレスで気持ちが落ち込んでしまうようであれば検討しましょう。
正直、退職代行をつかわざるを得ない職場であれば、あなたに相応しくない可能性が高いので転職する判断は正しいのではと思います。
まとめ
「退職を言い出しづらい」というのは、あなたが今の会社で求められている証拠。
そんなあなたは他の会社でも「なくてはならない人」になり得るでしょう。
そんな素敵なあなたが「迷っている」時間はとてももったいない!
せっかくですから、より満足した社会人人生になるように行動してみましょう。
色々考え行動した結果、もし「転職しない」と決めたのであれば、今の職場もさらに楽しめることは間違いありません。
あなたの転職活動、そして人生がさらに上向きになるように応援しています!
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