面接を控えているのですが、他にも候補者がいるようです。
ライバルに差をつけられるようなコツはないでしょうか?
多くの場合、一つの募集枠に対しては何人かの候補者がいます。
企業は、その候補者のなかから最適な人を探すために面接を行います。
そのなかで、印象に残る候補者でいることはとても重要です。
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では、印象に残る候補者とは、どのような人でしょうか?
結論、「一緒に働きたいと思える人」です。
例えば、スキルが高くてもあまり印象の良くない候補者と、少し経験不足だけれども印象の良い候補者であれば、後者を採用する企業も少なくありません。
その理由は、周りと関係構築して経験不足を埋めることができる可能性が高いからです。
また、そのような候補者であれば仕事に真摯に取り組むため成長も早いでしょう。
この記事を参考にすれば、「スキルが足りないかも」と思う求人でも内定獲得の可能性が高まりますので、ぜひ最後までご覧ください。
①身だしなみ
見た目じゃなくて、自分の中身をみて判断してほしい
「人は見た目が9割」というベストセラー本もありますが、
短い時間のなかで判断される面接では、正直、見た目の要素も大事です。
逆にいうと、見た目を整えておけばそれだけで加点となるので、ここを押さえておいて損はありません。
服装
奇抜な服装をすることで印象に残すということではなく、清潔感がポイントです。
スーツ以外で面接に臨む際は、「一緒に働きたい」と思われるように、その企業のオフィスに混じっても違和感のなさそうな服装でしたら問題ないでしょう。
オフィスの様子が想像できない場合は、襟付きのシンプルな服装をお勧めします。
また、服にシワがないか、シミや汚れがないか鏡で最終確認をして先方に訪問しましょう。
オンライン面接の場合も、上着部分は細部まで見えますので気を付けてください。
髪型
髪型も、清潔感があり似合っていればよいと思いますが以下のポイントを押さえましょう。
転職活動期間中は、定期的に髪を切っていつでも面接ができる状態を保ちましょう。
- 表情が見えること(特に笑顔)
- ヘアセットしている
- フケが無い
- 清潔感、さわやかさがある
- 面接を受ける企業のイメージに合う
笑顔
全ての人の、笑顔は魅力的です。
面接では緊張すると思いますが、できるだけあなたの笑顔を見せましょう。
その笑顔にさらに自信と魅力を増すために、「歯」「肌」のお手入れはしっかりしておきましょう。
生活習慣が反映されやすい部分ですので、面接官にとっても判断材料になりやすいです。
評価の高いビジネスパーソンは、生活習慣も良いものです。
②面接のお礼/感想が早い
面接終了後、企業に面接の御礼と感想を伝えると好印象です。
さらに、迅速に行うことで志望度が高い印象を与えることができライバルに差をつけやすいです。
面接の終わりに
面接官にその場でお礼をつたえる人は意外と少ない印象です。
時間を割いてくれたこと、親切な対応への感謝などを簡潔に伝えると良いでしょう。
メール/エージェント経由
帰宅途中または帰ってすぐに感想やお礼のメッセージを送りましょう。
エージェント経由の場合は、担当者に面接終了したことを連絡する際、上記の内容を伝えてなるべく早く企業へ連絡をいれてもらいましょう。
さらに、面接でうまく説明できなかった点や補足したい情報などがある場合は、この段階で伝えておくとよいです。
手紙で
私の面接官経験のなかで、何人か手紙やはがきでお礼を送ってくださった候補者がいるのですが、かならず良い印象を抱きました。
メールやエージェント経由でのお礼もあったのですが、それにプラスして届きました。
面接日からそう経たない日にちに届いたので、面接の帰りがけに面接会場から近いポストに投函したのだろうと思います。
必ずそこまでする必要はないと思いますが、面接を受けて志望度が高まった際や、ここぞというときに行っても良いかもしれません。
③面接官以外と接するときの態度
日程調整やエージェント窓口の企業担当者は、面接官と連携しています。
面接以外でのあなたの対応の様子は、企業内で筒抜けですよ。
逆にいうと、面接以外の対応がいいと面接官にも好印象になりやすいです。
レスポンスが早い
日程調整など企業とのやりとりは、即返信が基本です。
あなたの返信が遅くなると先方の日程調整にも影響が出ますし、希望の日程が先に他の候補者で埋まる可能性が高まります。
不思議ですが、日程調整のタイミングが合わない=ご縁がないのかも、という印象を企業に与えがちですので気を付けてください。
現職が忙しいときや、他企業との面接日程の関係で即答できない場合もあるでしょう。
その際にも一旦先方には状況を伝えて、いつまでに返答できるか伝えておきましょう。
その際「他企業の選考の関係で・・・」とは言わずに、現職の業務を理由にすると企業側も納得しやすいでしょう。
面接時の受付担当者
面接のために企業へ訪問した際、最初に出むかえて面接会場まで案内してくれる担当者がいる場合があります。
面接前で緊張していると思いますが、案内担当者への対応も面接官に接するように丁寧に行いましょう。
「そんなの当たり前」と思われるかもしれませんが、私の経験ではこの部分ができていない候補者がけっこういます。おそらく本人はそんなつもりはないのでしょうけれども緊張のため真顔で笑顔がなかったり、挨拶がおざなりになってしまうようです。
意識するだけでもだいぶ違うと思いますので、頭に入れておくと良いでしょう。
まとめ
「一緒に働きたい」と思うような、良い印象を与える候補者の特徴をまとめました。
他の候補者と差をつけるチャンスでもありますので、ぜひ実施してみてください。
- 身だしなみ
- 面接のお礼/感想
- 面接官意外と接するときの態度
特に身だしなみや態度は、普段の習慣やふるまいがにじみ出るので、日ごろから気を付けていきたいですね。
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